こんにちは。

今日は、当店でも大切に扱っている「サフィレット」について、少しだけお話しさせていただきます。

サフィレットって何？

サフィレットとは、19世紀後半から20世紀初めにかけて、現在のチェコ・ヤブロネツ地方で作られていた特別なガラスのこと。
ココアブラウンや、ワインレッドのような落ち着いた色合いに、美しい青色がきらめきます。

この幻想的な輝きは、ガラスの中に金が溶け込んでいるとか、ヒ素が含まれているとか、いやいや特別なものは何も入っていない。など様々な言われがあり、本当のところはよく分かっていません。
今では再現が難しく、サフィレットは「幻のガラス」とも呼ばれています。

なぜ今、サフィレットが特別なの？

サフィレットは、当時の材料や製法が途絶えてしまったため、現在は新しく作ることができません。
アンティーク品としてのみ出回っているため、年々その価値は高まっています。

しかも、ひとつひとつ微妙に色味や形が異なり、まるで“一点もの”のよう。
「同じサフィレットには二度と出会えない」という特別感も、多くの人を惹きつける理由です。

サフィレットジュエリーの魅力

サフィレットの魅力は、その奥行きのある輝きにあります。
ガラスとは思えないほど深みがあり、アンティークならではの温かみと気品を感じさせます。

ゴールドやシルバーと組み合わせると、ぐっと高級感が増し、大人の女性にぴったりのジュエリーに仕上がります。

現代ファッションとの相性

クラシカルな印象を持ちながらも、サフィレットの穏やかな色合いは、現代のファッションにもよくなじみます。
たとえば、シンプルなブラウスやニットに合わせるだけで、ぐっと洗練された印象に。

程よい存在感を放つので、フォーマルにもカジュアルにも幅広く活躍してくれるはずです。

サフィレットの魅力を、日常に

そんな特別なサフィレットを、もっと気軽に、そして毎日の装いに取り入れてほしい。
そんな想いで、当店では一点ずつ丁寧にジュエリーを制作しています。

もし気になる作品があれば、ぜひオンラインショップも覗いてみてくださいね。
一期一会のサフィレットとの出会いを、お楽しみいただけたら嬉しいです。

　　　　　　　　　　　　　　　サフィレットアン店主